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3GeV高輝度放射光施設NanoTerasuは、1メートルの10億分の1というナノの世界を観察することができる世界最高水準の先端大型研究施設です。NanoTerasuは、電子を加速器によりほぼ光の速さまで加速し、太陽光の約10億倍にも及ぶとても明るい放射光というX線を発生させ、これを物質に照らすことにより観察を行います。このような観察を通じて、基礎科学はもちろんのこと、エネルギー、材料、デバイス、バイオ、食品など様々な産業領域において幅広く利用され、科学とイノベーションの両面を支えます。

NanoTerasuという名称は、ナノ(Nano)の世界を明るく照らす(Terasu)という施設の特徴を表しており、日本神話にある世の中を照らす天照大御神(あまてらすおおみかみ)のように、この施設で行われる研究やそこから生まれた成果が、世界の学術や産業に豊かな実りをもたらして欲しいという願いを込めて名付けられました。

NanoTerasuは、施設設置者であり国の主体である国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構に加え、地域パートナーの代表機関である一般財団法人光科学イノベーションセンターと共用促進法に基づく利用促進業務を行う公益財団法人高輝度高科学研究センターの参画を得て運営しており、宮城県仙台市の東北大学青葉山新キャンパスにあります。