NanoTerasu加速器を初めて一般公開

4月26日、NanoTerasu加速器の初めての一般公開を開催しました。
NanoTerasuの加速器は、電子を3GeV(30億電子ボルト)まで加速する長さ110mの線型加速器(直線加速器)と、電子を蓄積し放射光を発生する周長349mの蓄積リング(円型加速器)で構成されており、電子の進行方向を曲げる偏向電磁石を従来の2倍の4台配置する最新技術を導入することにより、従来の施設に比べて100倍の高輝度化と高コヒーレント化を実現します。
一般公開には多くの応募の中から抽選で選ばれた、午前の部9名(うち、中高生5名)、午後の部14名(うち、中高生7名)の合計23名にご参加いただきました。 参加者の皆さまは、広報グループの加道リーダーによるNanoTerasuの概要の説明の後、加速器グループの西森リーダー、ビームライングループの堀場リーダー、山本研究員の案内で、線型加速器や蓄積リング、ビームラインを構成する世界最先端の装置を熱心に見学しました。

 

加道広報グループリーダーによるNanoTerasuの
概要説明(見学ホール)
加道広報グループリーダーによるNanoTerasuの
概要説明(実験ホール)
西森加速器グループリーダーによる線型加速器
説明(ライナックトンネル)
西森加速器グループリーダーによる蓄積リング
説明(リングトンネル)
堀場ビームライングループリーダーによる
エンドステーション説明(実験ホール)
山本ビームライングループ研究員による
ビームライン説明(実験ホール)
インタビューにご協力いただいたご兄弟
インタビューにご協力いただいたご家族

——————————————————————————–

関連報道
NHK河北新報(有料記事)毎日新聞(有料記事) ほか